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祈り届けと 命の限り 今日も明日も 泣き笑い
さゆみ ただいまの声 待ちわびし暮れ 千年ぶりと 染める頬
さゆみ
鼻をぬける香 ひろがる苦味 駆け抜ける旬 ふきのとう
寝巻猫 観梅観桜 歓送迎会 肝臓ガンバレ サァ乾杯!
寝巻猫 真っ赤なお鼻の パッチサンタは 生きる希望を プレゼント
灯歩
あけてさがして だしてつかって あそびおわった 道具箱
灯歩
着るセーターの 織りの厚さに ふと気がついて 春と知る
穀楽 コメンテーター より難しい 顔した方の 勝ちらしい
穀楽 言葉に乗せて 行きつ戻りつ 心にしみて 寝を誘う
大和 目と目を見つめ 溶け込み通う ほんのひと時 和む朝
大和 去年二段で 今年三段 雛壇飾る 嫁の腹
鈍八 花見席取り 夫の役目 食べ役嫁で 関取化
鈍八 宙いっぱいに ひびく歌声 まなびやを知り 胸溢る
玉子 ピカピカの箱 おだいじつめて あけてはしめる ランドセル
玉子 さすらいゆけば 見知らぬ町で 我利張りつつも やるせない 何木偶坊 泣けど暮らせど 楽にならない なおももがけど いきつけぬ 何木偶坊 桜ゆらして うすあわ色の 絨毯つくる 春の雨 独活子 咲き落ちて もまれしぼられ 香り伝える 桜花 独活子 今日のナナは いつもとちがう 毛づくろいして 雨の日だ
竜丸 孫の笑顔が ネットで届く そっと近づき 頬なでる
織姫 「俺が持つよ」と 荷物をもった 息子見上げて 「ありがとう」
うらら 世のため人のため 何のためかは 真相知れず 藪の中
粕一坊 恩の義理だの 何のかやかや にらむ現実 焼く嫉妬
粕一坊 夢の手枕 がなるかたわら 異様に冷静 出る現 粕一坊
2月都々逸作品
樹のある所 実のある所 小鳥はちゃんと 知っている 幸屋 階段のぼる 足の重さに 体重増えた ことを知る
幸屋 小さな泉の 水に頼るな いつかはかれて しまうから
羅洞 寒い夜にも クリームコロッケ みたいに君と 夢の中
羅洞 夢でうなされ 夜半に起きりゃ お腹のうえに 猫二匹
寝巻猫 毛皮着てても きゃつは寒がり 寝床毛だらけ 猫だらけ
寝巻猫 まずは行動 始めの一歩 先に出すのは 右?左?
初入 義理だと解って もらったチョコが 妙に甘くて 切なくて
鈍八 息子の豆まき 姑が鬼で 嫁の心に 福が来た
鈍八
青に輝く 海の財宝 ざくざくいっぱい 蛍烏賊
玉子 ちょこんと雪の 冠のせて 紅がほころぶ 梅の花
玉子 迷い道でも 旅の道連れ 未知の彼方へ 満ち満ちて
さゆみ 時をかけよと 足並み揃え 歩幅間違え 後戻り
さゆみ いつのまにやら 顔出す緑 あちらこちらに またあちら
大和 陽だまりつつく すずめがふたり あわて飛び立つ 春の風
大和 初めて勝てた 練習試合 組んだヤツが 強かった
竜丸 モット増やそう 都々逸作り 出そうとしたら 時期過ぎた 竜丸 梅は咲いたが 鶯まだか ちょっと首出す ふきのとう
織姫 雲の間に間に お日様キラリ 胸の奥まで 日を照らす うらら 緑の幸せ 春うららかに 天女が舞って 謡うとき 灯歩 発想変えて 眺めてみよう いろいろアイデア 気付いてく 灯歩 遊んであげる つもりで猫に 気合足りぬと しつけられ
独活子 ごろりと伸びて にゃごにゃご寝言 猫はいいなと ヒト思う
独活子 春一番も 清々しくなし スギ花粉空 高く舞い 何木偶坊 春休みすら 走り回るよ 平成不況の 職探し 何木偶坊 眉間のしわも ループを描く 顔もほころぶ 良い仲間 粕一坊 あっけらかんと 暴言食らわし 太平楽に かぶり飲む
粕一坊 お通しさかなに 頃合いはかる 素知らぬ振りして ほの字呼ぶ 粕一坊
1月都々逸作品
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